
スポーツテーピング 小礒 嘉貴 先生
スポーツ現場で活用できる
応用的なテーピングを症例別に学びます
現在多くの柔道整復師、鍼灸師、理学療法士がプロ・アマを問わずスポーツ現場で活躍しています。特にプロスポーツでは医療系国家資格を持っていることは必須といえます。また、現在国民の健康志向の高まりにより、さらに多くの人材がスポーツ現場で必要となると思われます。柔道整復科・鍼灸科の授業ではこのようなニーズに応えるべくテーピングの授業がカリキュラムに組み込まれていますが、競技種目や運動の頻度などによって、必要とされるテーピングの種類、テクニックは多種多様にわたります。これらに対応するためには授業で学ぶ基本的なテーピングに加えて、競技特性なども考慮した、応用的なテーピングも必要です。このセミナーでは私が以前メディカルトレーナーとして活動していた時の経験を踏まえて、私独自のテクニックを加えたテーピングを実際の症例を紹介しながら教授していきます。

美容鍼灸 平野 木代衣 先生
患者様に支持される医療人になるための、
得意分野づくりを応援します
したくてもなかなか成功しないのがダイエット。本セミナーでは食事指導も含めて、失敗しない、リバウンドしないダイエットの指導方法を教えています。在学中に本セミナーを受けて7kgの減量に成功した女性の学生もいらっしゃいます。他にも、72歳で4kgの減量に成功された方、3カ月で15kgも減量された38歳の男性など、豊富な治療経験をもとに、その方に合わせた無理のないダイエットを指導しています。美容鍼灸では、リンパの流れをよくしてシワやたるみを改善する方法、美肌のためのアロマの調合なども指導していきます。鍼灸を使用することによって、体の中からきれいになれます。また、自分自身のアトピー性皮膚炎を治したのをきっかけに、花粉症、喘息などアレルギー疾患の治療法も指導しています。

リンパ浮腫治療セミナー 坂口 文宏 先生
リンパ浮腫に苦しむ患者様のために、
正しい知識と技術を身に付けてほしい
「一生治らない、完治は難しい」と言われ、日本でも多くの方が苦しんでいるリンパ浮腫ですが、正しい治療を行うことができれば、患者様の症状を改善してより良い生活へと導くことが可能です。残念なことに日本には治療できる医療機関がまだ少なく、諸外国に比べて遅れています。そのため、リンパ浮腫の治療法は現在注目されているのです。リンパ浮腫治療には、リンパ浮腫の知識だけではなく、腫瘍学や皮膚学、病理学などさまざまな知識が必要となりますが、将来的に一人でも多くの患者様に貢献できるよう、一つひとつしっかり学んでいきましょう。この学校でたくさんの専門技師が育つことを願っています。

歩行訓練〜基本から応用まで 藤井 和彦 先生
歩行訓練の重要性を見直し、
患者さまの日常生活に役立つ専門家を育成
このセミナーでは、柔道整復科・鍼灸科のカリキュラムにはない、理学療法の基本的動作訓練である歩行訓練(杖、松葉杖などの適切な使用の指導)を修得します。より接する機会が多いと思われる整形外科疾患(外傷)を中心に、基本的事項から私の経験による臨床応用に至るまで、講義・実技を行っていきます。

診断と治療 佐藤 豪介 先生
基本的な知識の復習はもちろん、
より実践的な治療技術や知識を教授します
柔道整復師は自分の判断で施術を行うことができ、開業することもできる医療資格。それだけに、治療においては責任の重い仕事であるといえます。このセミナーでは、私の臨床経験で得たより実践的な診断のための触診・問診・視診や各種のテスト法、それを踏まえた治療技術や知識を教授していきます。
| 講義名 | 内容 |
| 歩行訓練〜基本から応用まで | 臨床に役立つ応用的な歩行補助具の使用法を学習します |
| 柔道整復後療法 | ケガの頻度の高い足関節の治療法を学びます |
| あん摩マッサージ指圧概論 | あん摩・マッサージ・指圧の違いを学びます |
| リンパ浮腫治療 | リンパ浮腫の正しい知識と治療法を身に付けます |
| 痛くない気持ちよい鍼・熱くない気持ちよい灸 | 臨床におけるちょっとしたコツを伝授します |
| 初歩から学ぶエコー(超音波) | 筋や靭帯などの損傷を画像でみていきます |
| テーピングの基本・基礎 | 効果的にテーピングを施す基本を学びます |
| リンパ浮腫治療セミナー | リンパ浮腫の治療者を育成します セミナー報告CHECK |
| トランスファーテクニック | 運動学的な介助方法を理解します |
| 誘発筋電図 | 筋電図を使っての測定方法を学びます |
| 医学統計基礎 | 研究のための統計解析の基礎を学びます |
| 生理学基礎実技 | 細胞の基礎的な項目を実験して観察します |
| 平衡力学的理論よりアプローチする良姿勢 | 姿勢の評価とその治療法を紹介します |
| 吉田流あんま術 | 吉田流独自の手技を、実技を通して身に付けます |
| 医療英語 | 臨床でよく使う医療英語を楽しく学びます |
| 英会話 | 英会話を身に付け海外で活躍しましょう! |
| 中国語 | 東洋医学で使用する用語を中心に学びます |
| Histology(組織学) | 病理学的検査と形態学を学びます セミナー報告CHECK |
| スポーツ現場でのテーピング | 障害予防のためのテーピングを学びます |
| 国家試験対策 評価法 | 出題頻度の高い評価法をマスターします |
| 障がい者の日常生活体験 | 体験を通して障がい者の心理などを学びます |
| スポーツ鍼灸 | 障害の治療法やリハビリについて学びます |
| すぐに使えるフィジカルトレーニング指導 | 自分でトレーニングしながら学びます |
| セルフ&パートナーストレッチの実践 | 簡単ですぐに役立つテクニックを修得しましょう!! |
| スポーツ栄養学 | パフォーマンス向上に効果的な食事などを紹介します |
| 診断と治療 | 実践的な治療技術や知識を伝授します |
| 美容鍼灸 | 美容全般に関する鍼灸施術・手技を身につけます |
| PNFストレッチング | 神経反射を利用したストレッチングを学びます |
| アスレティックリハビリテーション | スポーツ現場におけるリハビリを学習します |
| コンディショニング実習 | 各シーズンにおける体調管理を学びます |
| スポーツマッサージ | スポーツ現場におけるマッサージを実践します |
| トレーニング理論 | 効果的なトレーニングの方法と実践を学びます |
| X線画像のみかた | 正常画像と異常画像を対比し分析します |
| 美容プレゼンテーション | 表情筋&リンパの流れを取り入れた美容法 |
| 診療放射線技師の仕事について | 病院内での役割や仕事内容を学びます |
あらゆる専門家による特別な講義を定期的に実施
本校の教授陣によるセミナー以外に、外部の講師を招いて行う「スペシャル講義」を定期的に実施しています。あらゆる専門家による特別な講義は、将来のための貴重で有意義な学びの場として、毎回多くの学生が積極的に参加しています。
[講義実施例]
| ・税金入門 |
| ・解剖学・生理学を含めた心疾患に関する臨床医学 |
| ・心臓に関する最先端医療 |
| ・スポーツ選手の心肺機能トレーニング |
| ・柔道整復師・鍼灸師による患者指導 |
| ・鍼灸の将来性 |
| ・スポーツ外傷とその類似疾患〜柔道整復師の診落としがちな疾患など〜 |
現場で役立つ知識や技術をその道のプロが伝授
校友会の際に行われる学術セミナーは、本校の卒業生を対象にしたものです。各方面の専門家を講師に迎えてのセミナーでは、それぞれの現場で即役立つさまざまな知識や技術を学ぶことができます。
[学術セミナー実施例]
| ・東洋医学の展望と未来 |
| ・中高年の膝痛を科学する ―エコーを用いて真の膝痛の原因とその新しい治療法への試み― |
| ・腹診を基礎として太極治療 |
| ・リンパ浮腫の治療について |
| ・スポーツ選手の心理と治療 |
| ・整骨名人 ―膝痛の応用施術― |
| ・膝痛に対する鍼灸臨床の実際 ―難治症例の検証― |
| ・Mテスト(経絡テスト) |
| ・私の柔整業務体験談 ―医接柔整業務体験談から加圧トレーニングまで― |
| ・刺絡鍼法基礎と運動器疾患の臨床 |
リンパ浮腫治療者養成セミナー報告 滝沢 裕子
リンパ浮腫治療者養成セミナーについて紹介します。
11月に導入編を3回、1月に基礎編を3回行いました。座学と実技を合わせて3時間ずつのセミナーでした。担当した教員は、ドイツのフェルディクリニックで約3週間の講習を修了した5人です。セミナーにはたくさんの受講生が参加してくれました。男女の割合は2:8ぐらいで、圧倒的に女性が多く、リンパ浮腫に悩んでいる患者さんの比率に似ているようでした。
座学ではリンパ浮腫治療とエステのリンパマッサージの違いを説明し、このセミナーは未来の医療従事者にリンパ浮腫治療の知識と技術を身につけてもらうためのものであることを理解してもらいました。リンパ浮腫とは、「リンパの輸送障害に組織間質内の細胞性蛋白処理能力不全が加わって高蛋白性の組織間液が貯留した結果起きる臓器や組織の腫脹」(国際リンパ学会定義より)と定義されています。この難しい内容を、画像を取り入れわかりやすく説明しました。受講生からの質問で多かったのは、「なぜリンパ節をとると浮腫になるの?」でした。乳がん・子宮がん・卵巣がん・前立腺がんなどで手術をした際に、リンパ節やリンパ管が傷つくと、リンパ液がうまく流れなくなり蛋白濃度の高まった組織液が腕や脚にたまってしまいリンパ浮腫が起こります。日本にはがん治療の後遺症で起こる二次性リンパ浮腫の患者さんが多いけれども、諸外国には一次性(原発性)の患者さんも多くいます。受講生は解剖学や生理学の授業で習った血液・リンパの章を思い出しながら熱心に聞いていました。
実技は、Tシャツ短パンに着替えて行いました。導入編ではMLD(マニュアルリンパドレナージ)と圧迫療法の基本テクニックにチャレンジしてもらいました。MLDとは、皮下にたまった組織液を減らし、リンパ液の流れを改善させるために行う手技で、手掌を患者さんの皮膚に密着させた状態でリンパ液を誘導したい方向へゆっくりと圧をかけ徐々に圧を抜いていくものです。見た目以上にソフトなタッチで行うMLDを体験すると受講生は驚いた表情をみせ、「こんな柔らかい手技で本当に治るの?」と半信半疑のようでしたが、座学で学んだリンパの解剖・生理の内容とリンクすると納得したようでした。基礎編では上肢浮腫のMLDの圧迫療法の練習をしました。
「次回のセミナーはいつあるのですか?」と受講生からうれしい声がありました。次回も皆さんの参加をお待ちしています!


組織学Histologyセミナー報告 坂 逸平
組織学セミナーを紹介します。今回は、組織学の基本を中心に行いました。以下にそれを記します。
まず、上皮組織から単層扁平上皮・重層扁平上皮・単層円柱上皮などを、各種ヒト臓器から製作したプレパラートと、約100倍から300倍ぐらいの倍率に設定した顕微鏡(種類の異なるものを5台を使用)を使用し、覗いて実際に観ていくことからスタートしました。組織学の参考書(Atlas of human Histology 〔Mariano & S.H. DS FLORE : LEA & Febiger, Philadelphia 〕と組織学〔伊藤 隆著、南山堂〕を使用)で、顕微鏡の中身とを比較しながら、各種標本のスケッチをしました。その過程において、組織の構築を考察していきました。
さらに、神経組織(大脳皮質など)や心筋をも観察し、普段の授業では体験することが難しい方法で、解剖学のスキルアップを図りました。
このセミナーを通して、将来解剖学anatomyが病理学pathologyに、そして病理学が臨床医学general medicineへと繋がる関係を体験できたと思います。今回使用した研究材料は、私が法医病理を大学院で専攻し、またその後ポストドクで大学に在籍した際のもので、それらを中心に勉強してもらいました。参加された皆さん、本当にご苦労様でした。今後は標本製作や染色法を紹介したいと考えています。また、修了証書も楽しみにね。(英語と中国で書いた精美・精緻のものを考えています。)












































