福岡医療専門学校|校友会活動

校友会

校友会報告

第28回校友会を終えて 校友会会長 喜多村 伸明

 令和元年11月17日(日曜日)、本校において第28回校友会が開催されました。校友会会員の先生方には、多事ご多忙の中、また遠路よりご出席を賜り誠にありがとうございました。
 第28回校友会を開催することができましたのも、ひとえに理事長はじめ教職員の先生方のご指導、ご鞭撻、並びに部活動の皆様のご協力によりできたことと重ねて厚くお礼申し上げます。
 午前の基調講演では、佐賀大学医学部 分子生命科学講座 分子遺伝学・エピジェネティクス分野 客員研究員の城圭一郎先生に『適材適所で働く遺伝子が我々の生命を支えている』のタイトルでご講演いただきました。
 最初に、「遺伝子は何をしているのか」、その遺伝子の役割についての基本的なことからご説明していただきました。次に、ヒトが持っている3万種類近い遺伝子の多くは、それぞれの機能を必要とされる特定の時期や状況と体の場所(組織、臓器)で働いており、この遺伝子が適材適所、および適時で働くための「遺伝子発現の調節」の仕組みの概要をご紹介いただきました。また、「クロマチン」と呼ばれる構造は、DNAを細胞内に収める働きだけでなく、遺伝子の発現調節にも重要な役割を果たしていることが近年注目を集めていることなどをご紹介いただきました。そして最後に「遺伝学的に観た生物個体の多様性」の話を聞き、一人ひとりは唯一無二の貴重な存在であることを理解する貴重な講演となりました。


 お昼の休憩では、軟式野球部による「ガツンとスパイシーカレー」の軽食販売が行われ、卒業生と在校生との交流ができました。また、求人・就職相談も行われました。

 午後の講演�気任蓮⊆匆餔緡屠/夕卉� 至誠会 木村病院 リハビリテーション科の大嶌 裕先生に『介護予防について〜今を知り、これからを考える〜』のタイトルでご講演いただきました。
 日本の現状として、少子高齢化が進み、2025年問題の話、その中で関わってくるフレイルやサルコペニアといった用語の説明を、わかりやすく実際の評価法を用いて実技を実施して頂きました。また、理学療法士は毎年1万人以上誕生し需要と供給のバランスが崩れつつある事や、柔道整復師が主に勤める整骨院はコンビニの数より多いと言われ、独立開業も狭き門になってきている状況を踏まえ、けっして悲観的になるのではなく、そういう時代に適応した考え方、働き方を今一度見直すきっかけを与えて頂く貴重な講演となりました。


 午後の講演�兇任蓮∩換顱�海外で美容鍼の講演をされているコウ鍼灸治療院 院長の堀口三恵子先生に『筋膜療法を取り入れた美容鍼』のタイトルでご講演いただきました。
 前半は、先生の美容鍼の特徴である少ない刺激で効果が出る秘訣についての理論的なお話や、同意書を取る重要性、筋膜療法の理論などをお話いただきました。また、先生は現在、MRI測定による美容鍼の研究を行っておられ、その一部をご紹介いただきました。美容鍼によるSMASの3D画像の変化はとても衝撃的でした。
 後半は、一人のモデルさんのお悩みを聞き、それに対してどのようにアプローチしていくのか、実技を交えて実際に見せていただきました。先生の美容鍼は、顔を触る前に体のバランスを整えていく操体法を取り入れた運動鍼から始まり、まだ顔を触っていないのにどんどん顔が引きあがり、引き締まっていく様子も見ることができました。


 講演におきましては、講師の先生方の惜しみないご理解とご協力により、大変充実した会として好評のうちに閉会することができました。心より御礼申し上げます。
 さて、校友会としましては、今後も会員の皆様の旧交を温める機会や、在校生との交流、臨床に役立つ勉強の機会を提供していきたいと考えております。次回は、令和2年6月21日(日曜日)を予定しています。
 今後も卒業生、在校生、教職員が一体となって協力し、福岡医療専門学校さらには医療界の発展に貢献できればと思います。終わりに、校友会会員ならびに関係各位の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたします。




 


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