国家試験合格に再チャレンジする方へ
福岡医療の授業を受けて国家試験合格を目指す
令和5年度科目等履修生を募集します。
対象資格 | 診療放射線技師・理学療法士・はり師きゅう師・柔道整復師 |
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出願資格 | 対象資格の養成施設、大学等を卒業し、国家試験に不合格であった者 |
履修科目等ならび履修期間 | 対象学科の3年生(理学療法科は4年生)の全履修科目並び国家試験模擬試験 |
履修期間は原則として1年間(令和5年4月〜令和6年3月)
国家試験再チャレンジコース体験記(令和2年3月2日)
(写真)喜びを分かち合う市原学科長(左)とK.Mさん(右)
診療放射線科
科目等履修生(令和元年度)
K.Mさん
福岡医療で学び直した1年間
ようやく合格ラインを突破
「勉強するには最高に厳しい環境でした」
― 本校へ入学する前の状況は。
5年前、大学卒業時に国家試験を受験しましたが、合格することはできませんでした。翌年度は、病院で助手として働きながら国家試験合格を目指しましたが、2回目も不合格でした。その後、転職をし、4回受験しましたが合格することができませんでした。過去の点数で一番良かったときが115点、悪いときは90点。合格ラインの120点にあと一歩届くことができませんでした。
― 本校を知ったきっかけは。
働いていた病院の診療放射線技師の方から「国家試験再チャレンジ」というコースがあることを聞いたのがきっかけです。その後、ホームページで福岡医療を調べました。
― 本校を選択した理由を教えてください。
何度も不合格になり、今年で最後にしようと決めていました。厳しい環境で勉強をすれば合格できると思い、福岡医療の再チャレンジコースに入ることを決意しました。
― 再チャレンジコースの1年間、どのようなことをしましたか。
現役の3年生と一緒に、ひたすら国家試験対策をしました。学校独自の模試が毎月あり、数多くの問題を解きます。土日は補習と、ハードな毎日です。
― 再チャレンジを受講してどうでしたか。
一言でいうと、辛い1年間でした。ただ、自分は1人では勉強ができないため、そのような環境で過ごせることがとても良かったです。
― これから国家試験再チャレンジを目指す人へメッセージをお願いします。
福岡医療は厳しい学校です。ですが、どうしても自分だけの力で合格できない人には最高の学校です。福岡医療のおかげで私は合格することができたと思っています。
今、悩んでいる方がいたらぜひ一歩前に踏み出してください。
市原 隆洋学科長からのコメント
彼が、国家試験再チャレンジコースに入学したばかりの校内模試の結果は70点台でした。このままでは合格はできない、5月から授業だけでなく、補習にも参加するよう指導。毎回の補習を欠席することなく、地道に努力していました。その成果が現れ、7月頃から100点を超え、9月の校内模試では国家試験の合格ライン120点を超えるようになりました。正答率も5月は30%台であったのが、12月には80%近くに。国家試験の既卒合格率は低いですが、彼の努力があったからこそ合格できたのだと思います。