福岡医療専門学校 SCHOOL GUIDE 2022
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2020年に研究室を開設しました。これからは専門学校も専門的知識の教授が求められます。専任教員が専門の研究分野を探求することで、専門的知識や論理的思考力の向上を目指します。研究をとおして得られた知識、またその内容を学生だけでなく、社会に向けて発信していけるよう努めます。本校には、「福岡医療クリニック」「リンパ浮腫治療センター」「福岡医療学院整骨院・鍼■院」「福柔整骨院・鍼■院」の附属臨床実習施設があります。最新のリハビリテーション設備や撮影室などを完備しており、毎日数多くの地域の皆さまを受け入れています。福岡医療クリニック福岡医療学院整骨院・鍼■院本校附属臨床実習施設の福岡医療学院整骨院・鍼■院では、地域に密着した施設として毎日多くの患者様に柔道整復、はり、■の施術を受けていただいております。施術については、教員が担当しており、教員自身の実務能力を高めるとともに、常に最新の現場の情報を講義に反映しています。学生の皆さんは、充実した環境のなか、実践的な知識・技術を修得することができます。私が最も大切であると思う技術は「コミュニケーション技術」です。コミュニケーションが上手くいくかどうかで施術の結果が大きく変わることも少なくありません。そのため本校の臨床実習では、このことを特に重要視して指導しています。臨床実習を通じて、患者様の思いを■み取ることができる医療従事者になれるよう、一緒に頑張っていきましょう。近年、専門学校というものの存在が一昔前とは異なってきているようです。本校でも、国立大学卒、あるいは大学院卒などの学歴を持つ方も入学されています。すなわち、現在の専門学校は、単に就職に必要な技術や知識を修得し、国家資格を得るというだけでなく、より専門的な知識の教授が求められてきていると思われます。トップクラスの学生も満足できる専門知識の教授を実践するためには、教員のレベルアップやその維持が必須となります。本校ではこれを機に、「教員が研究を通じてさらなる専門的知識や論理思考を身につけることで、従来の専門学校のレベルを超える高度な教育を目指していく」、そんな新しいスタイルの専門学校を築いていきたいと思います。40福岡医療学院整骨院・鍼■院院長 中村 秀樹教育研究室 室長加藤 健一(副校長)充実した臨床現場が学内に研究の場を設け、質の高い教員を養成附属臨床実習施設教育研究室

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