校友会

校友会報告

第19回校友会を終えて 校友会会長 喜多村 伸明

 平成28年11月20日(日)、本校において第22回校友会が開催されました。校友会会員の先生方には、多事ご多忙の中、また遠路よりご出席を賜り誠にありがとうございました。
 第22回校友会を開催することができましたのも、ひとえに理事長はじめ教職員の先生方のご指導、ご鞭撻、並びに部活動の皆様のご協力によりできたことと重ねて厚くお礼申し上げます。
 基調講演では、南川整形外科病院副理事長、南川スポーツ医学研究所所長の緑川孝二先生を講師にお招きし、『投球障害肩・肘の診かたと治療』と題して講演していただきました。前半は、投球動作の解説から始まり、診断に至るまでの具体的な手順と解説でした。単に野球をやっていて肩が痛くなったら安易に投球障害肩と捉えるのではなく、主訴・病歴、理学的所見と各種テスト、形態診断、ブロックテスト等をしっかりと行うこと、特に肩だけではなく投球に関わる体幹・下肢も含めて診ていかなければならないことを改めて感じました。後半は、治療についてですが、適切な診断のもとに多くの場合はコンディショニングにて改善することを学びました。特に、インナーマッスルのトレーニングに関しては、受講者を交えてデモンストレーションを行い、インナーマッスルの機能がいかにパフォーマンスに影響を与えるかということが強く印象に残るものでした。


 お昼の休憩では、総合運動部によるチキンカレーの軽食販売が行われ、卒業生と在校生との交流ができました。また、求人・就職相談も行われました。


 特別講演では、キネシオテーピングアソシエーションインターナショナル会長、一般社団法人キネシオテーピング協会会長の加瀬建造先生をお招きし、『術後の腫れ・痛みを早くとる E・D・Fテーピング』と題して講演していただきました。加瀬先生は講演等で多忙な日々を過ごされており、3日前に帰国されたばかりでした。2か月間で17か国26都市での講演をこなされて、忙しい日々の合間をぬっての来日でした。年齢を感じさせない、パワフルな講演で受講者が引きつけられている様子が印象的でした。講演の冒頭では、先生の治療概念、ヒポクラテスの話、皮膚組織や幹細胞の重要な働き、生理学などに基づいた適切なクオリティーの治療技術等々、パワフルな反面、繊細な面も持ち合わせた講演は非常に説得力に富んだものとなりました。講演の後半では、実際の患者様にご登壇いただき、キネシオテーピングを施術して頂きました。スクリーンに映し出された様子に受講者は釘付けで、テープの幅、カッティング法、テンションの数字表記など具体的な治療ポイントが挙げられ、本来あるべき医療の姿を再認識させられた印象でした。その他にも、多くの治療技術者が当たり前に施術している一般的な治療内容などに触れ、本当にそれが患者様に適切な技術・クオリティーなのか、機能解剖・生理学を基に丁寧に説明して頂く場面もありました。


 講演におきましては、講師の先生方の惜しみないご理解とご協力により、大変充実した会として好評のうちに閉会することができました。心より御礼申し上げます。


さて、校友会としましては、今後も会員の皆様の旧交を暖める機会や、在校生との交流、臨床に役立つ勉強の機会を提供していきたいと考えております。次回は平成29年6月18日(日)を予定しています。今後も卒業生、在校生、教職員が一体となって協力し、福岡医療専門学校さらには医療界の発展に貢献できればと思います。終わりに、校友会会員ならびに関係各位の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたします。