校友会

校友会報告

第19回校友会を終えて 校友会会長 喜多村 伸明

 平成27年11月15日(日)、本校において第20回校友会が開催されました。校友会会員の先生方には、多事ご多忙の中、また遠路よりご出席を賜り誠にありがとうございました。  
 第20回校友会を開催することができましたのも、ひとえに理事長はじめ教職員の先生方のご指導、ご鞭撻、並びに部活動の皆様のご協力によりできたことと重ねて厚くお礼申し上げます。


 基調講演では医療法人堺整形外科医院理事長の堺研二先生をお招きし、『間違いだらけの糖尿病食』と題して講演していただきました。冒頭に3つの大事なことを覚えてほしいとの話がありました。1.血糖値を上げるのは糖質(炭水化物)だけ。2.糖質は食事でとらなくても大丈夫。3.成人病や現代病(アレルギーなど)は糖質過剰が原因。糖質とは甘いものの摂取だけなく、ご飯やパンなども分解されると最終的にはブドウ糖になり体に取り込まれるので、ご飯1杯で角砂糖(4g)を14個、パン1枚で9個、うどん1玉で16個分の糖質を摂取した事と同じになるので、糖質を制限することで非常に優れた治療効果とダイエット効果があるというお話がありました。さらに、今まで栄養バランスは糖質(炭水化物):タンパク質:脂質は6:3:1の比率が良いとされていましたが、糖質をいかに0にしていくかが重要であるとのお話もあり、食生活について深く考えさせられました。糖尿病患者に対して糖質(炭水化物)の制限をするということは当たり前のようであるが、今までになかった発想であり、今後の糖尿病治療と成人病予防を大きく変えていく内容を学ぶことができました。


 お昼の休憩では、バレーボール部によるキーマカレーの軽食販売が行われ、卒業生と在校生との交流ができました。また、求人・就職相談も行われました。
 講演気任蝋島東洋カープヘッドトレーナーの石井雅也先生を講師にお招きし、『プロ野球トレーナーに学ぶ−スポーツ障害の診かたと治療−』と題して講演していただきました。前半はプロ野球のトレーナーの業務内容、トレーナー室の紹介、トレーナーの1日また年間の流れについて説明をして頂いた。後半では、キネシオテープの実技指導をして頂いた。実際に選手に行っているハムストリング・下腿・膝部対してのアプローチを紹介して頂き、また、カッサを使用したスクレピイング法、足関節のモビライゼーション等も紹介して頂いた。その他、EXOS(元アスリートパフォーマンス・米国アリゾナ)の考えをベースにしたウォーミングアップまで紹介して頂きとても有意義な講演となった。


 講演兇任郎兩顕駟_総合病院リハビリテーション部主任理学療法士の野田彰先生に講演をしていただきました。テーマは臨床現場の先生方にも人気のある「入谷式足底板」の入門編でした。足底板(インソール)とは靴の中敷にあたるもので、ヒトの移動(歩行)で唯一地面と接する靴に挿入されるため、良くも悪くも人体に影響を及ぼし、作製するには熟練を要します。今回の講演ではテープによる足部からの誘導等の実技も交えながら、分りやすくお話ししていただきました。卒業生の皆さんには、是非とも治療の一環として取入れて欲しい技術のひとつだと思いました。
 講演におきましては、講師の先生方の惜しみないご理解とご協力により、大変充実した会として好評のうちに閉会することができました。心より御礼申し上げます。
 さて、校友会としましては、今後も会員の皆様の旧交を暖める機会や、在校生との交流、臨床に役立つ勉強の機会を提供していきたいと考えております。次回は平成28年6月19日(日)を予定しています。今後も卒業生、在校生、教職員が一体となって協力し、福岡医療専門学校さらには医療界の発展に貢献できればと思います。終わりに、校友会会員ならびに関係各位の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたします。