校友会

校友会報告

第19回校友会を終えて 校友会会長 喜多村 伸明

平成27年6月21日(日)、本校において第19回校友会並びに総会が開催されました。校友会会員の先生方には、多事ご多忙の中、また遠路よりご出席を賜り誠にありがとうございました。 第19回校友会を開催することができましたのも、ひとえに理事長はじめ教職員の先生方のご指導、ご鞭撻、並びに部活動の皆様のご協力によりできたことと重ねて厚くお礼申し上げます。 基調講演ではNTT東日本関東病院リハビリテーション科部長の稲川利光先生を講師にお招きし、『リハビリの心と力』と題して講演していただきました。実際に先生が関わられた患者様への取り組みや、患者様の家族との関わり方など、大変参考になりました。特に印象的なものといたしましては、片手を失い、さらに反対側も脳梗塞により麻痺になった患者様に対して、実際の生活において、トイレや更衣などに必要な動作を細かく分析し、必要に応じて様々な形状の義手を作成していくことにより、患者様の活動範囲や満足度を上げられた話は、本当の意味でのリハビリテーションというものを改めて深く考えさせられました。また、自宅で介護している家族の方から見た患者様の表情や様子は、我々が見落としている多くの情報を持っており、リハビリテーション医療というものが患者様本人だけに留まらず、その患者様と関わる全ての人の視点が大切であることを学びました。


お昼の休憩では、野球部・ソフトボール部によるポークカレーの軽食販売、ヘルス&ビューティー部によるアロマグッズの販売・クラフト作り体験会が行われ、卒業生と在校生との交流ができました。また、求人・就職相談も行われました。


講演気任詫囘沈楾院院長の渡邊英一先生を講師にお招きし、『実践・接骨院、整骨院での足整療法(足底板療法)』と題して講演して頂きました。前半は、足整療法のルート理論、距骨下関節ニュートラルポジションを整復位とし、足部から機能的アライメントを整え身体バランスを正常な状態に回復するとした考え方の説明、後半は評価法・足整板作成の実技を御指導して頂きました。この足整療法に用いる検査法・足整板処方はとても簡素化されたもので、すぐに治療に導入出来ると卒業生から多くの反響がありました。また在校生においても、今後に役立つ有意義な講演でした。


講演兇任亘凖鎮羂絅リニック中医鍼灸部長の植松秀彰先生を講師にお招きし、『治療の効果を向上させるポイント』と題し、実技を交えてお話しいただけました。治療における鍼の方向・手技の考察、病院内で行う鍼治療が結果をだすためにどのようなことをすべきか、脳血管障害の鍼治療である醒脳開竅法を交え、具体例を挙げ講演をしていただきました。卒業生を含め、在校生も積極的に参加し、非常に実りの多い講演でした。


講演靴任論田整形外科病院リハビリテーション科主任の堀大輔先生を講師にお招きし、『PTになるまでに知っておきたい7つのこと』というテーマでお話をしていただきました。事前に学生アンケートを取り、実習や理学療法の今後の展望に対する不安など、学生の現状を把握されたうえで、それに対する対策などを述べて頂きました。また実際に担当患者様だった方が2名登壇され、直に理学療法士に必要な能力、要望する能力について述べて頂きました。日頃学校では学べない事を、なるべく簡単に分かりやすく伝えて頂いたので、学生の理解度も非常に高く、今後のモチベーションにつながる講演でした。


講演におきましては、講師の先生方の惜しみないご理解とご協力により、大変充実した会として好評のうちに閉会することができました。心より御礼申し上げます。 さて、校友会としましては、今後も会員の皆様の旧交を暖める機会や、在校生との交流、臨床に役立つ勉強の機会を提供していきたいと考えております。次回は平成27年11月15日(日)を予定しています。今後も卒業生、在校生、教職員が一体となって協力し、福岡医療専門学校さらには医療界の発展に貢献できればと思います。終わりに、校友会会員ならびに関係各位の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたします。