福岡医療専門学校|校友会活動

校友会

校友会報告

第8回校友会を終えて 校友会会長 喜多村 伸明

平成21年10月18日(日)、本校において第8回校友会が開催されました。校友会会員の先生方には、多事ご多忙の中、また遠路よりご出席を賜り誠にありがとうございました。
第8回校友会を開催することができましたのも、ひとえに理事長はじめ教職員の先生方のご指導、ご鞭撻、並びに部活動の皆様のご協力によりできたことと重ねて厚くお礼申し上げます。

基調講演では九州大学名誉教授神経内科学・臨床神経生理学の加藤元博先生を講師にお招きし、『目で見る脳のはたらき』と題し、近年の脳科学の進歩にはめざましいものがあり、その端緒となったX線CT、それに続くMRI、さらには脳の機能的状態を画像として視覚化する技術として実用化されたPET、SPECT、機能的MRI、脳磁図(MEG)など、これらの手法を用いて脳の働きがどのように視覚化でき、また脳の研究や脳疾患の診断にどのように応用されているかについての講演をして頂きました。

お昼の休憩ではバレー部によるカレーの販売、女子職員による唐揚げ・栗大福の販売が行われ、卒業生と在校生との交流ができました。また、求人・就職相談も行われました。


講演 I では医療法人古東整形外科・内科医院院長の古東司朗先生を講師にお招きし、『足の外傷、スポーツ傷害』−診断能力向上のために−と題し、足および足関節のスポーツ傷害・外傷は治療する機会が多く、経過も良好な場合が多い。しかし、中には診断の困難な症例や、保存療法を行ったにもかかわらず、疼痛が遺残する症例に遭遇する。今回、診断が困難なスポーツ傷害、外傷、外傷後の遺残性疼痛について症例を交え講演をして頂きました。

講演 II では山根鍼療所院長の中鋪義彦先生を講師にお招きし、『腰痛の診かたと治療の実際』と題し、罹患率の高い運動器疾患より、腰痛症の話を通じて臨床の場で如何に実践し治療へと結び付けていくか実技を交え講演して頂きました。

講演におきましては講師の先生方の惜しみないご理解とご協力により大変充実した会として好評のうちに閉会することができました。心より御礼申し上げます。

さて、校友会としましては、今後も会員の皆様の旧交を暖める機会や、在校生との交流、臨床に役立つ勉強の機会を提供して行きたいと考えております。次回は平成22年6月20日(日)を予定しています。今後も卒業生、在校生、教職員が一体となって協力し、福岡柔道整復専門学校さらには医療界の発展に貢献できればと思います。終わりに、校友会会員ならびに関係各位の皆様のご健康と更なるご活躍を祈念いたします。



 


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